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クラウドソーシングでWEBライターをやってみた(仕事編)

WEBライターとはどのような仕事なのか! 現在ライターとして報酬を確保するいちばんの近道であるクラウドソーシング」に注目。 今回は「クラウドワークス」に登録して、実際にライティングの仕事をして、報酬を得るまでの流れをレポートします!

前回の記事はこちらをご覧ください

いよいよお仕事選び!どれにしようかな……

次はどの仕事をするか、選ぶ段階です。マイページにログインして一番上の「仕事を探す」をクリックすると、このような画面に移ります。

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たくさんありすぎて、よくわからないですね。7,669件ありました。

左端に仕事カテゴリがあります。そこから絞り込んでいきます。仕事の大カテゴリは以下の通り。

  • システム開発
  • アプリ・スマートフォン開発
  • ハードウェア設計・開発
  • ホームページ制作・Webデザイン
  • デザイン
  • ライティング・記事作成
  • ネーミング・アイデア
  • 翻訳・通訳サービス
  • ECサイト・ネットショップ構築
  • サイト運営・ビジネス
  • 事務・ビジネスサポート・調査
  • カンタン作業
  • 写真・画像・動画
  • 3D-CG制作
  • 音楽・音響・BGM
  • プロジェクト・保守運用メンバー募集
  • 暮らし・社会

ここから「ライティング・記事作成」を選びます。

詳細な条件で仕事の絞り込みが可能!

「ライティング・記事作成」には以下のサブカテゴリがあります。

  • キャッチフレーズ・コピーライティング
  • 名前募集
  • ブログ記事作成
  • レビュー・口コミ
  • 記事・Webコンテンツ作成
  • 文書作成
  • 編集・校正・リライト
  • セールスコピー・セールスレター
  • 電子書籍制作
  • メルマガ・DM作成
  • その他(ライティング)

また、以下の条件で絞り込むことも可能です。

依頼形式
(プロジェクト{固定報酬制}、プロジェクト{時間単価制}、コンペ、タスク)
報酬額
(下限〜上限)
応募期限
(3、5、7、10日〜)
特記事項
(急募、未経験可、プロフェッショナル求む、継続依頼あり、複数人募集、 カンタン)
そのほか
(本人確認済みのクライアント、予算が分かる)

依頼形式の違いについてですが、

  • 固定報酬制→出来上がった原稿に対して報酬が支払われる
  • 時間単価制→働いた時間に対して報酬が支払われる
  • コンペ→複数納品された中から発注者が選んだものに対して報酬が支払われる
  • タスク→早いもの勝ちで取りかかる

おおまかに言うと、依頼形式の違いはこんな感じです。

プロジェクトの場合は「応募する」ボタンを押す、コンペは「提案する」ボタンを押す、タスクは「タスクを開始する」ボタンを押すというような、仕事のはじめ方の違いもあります。

一番手っ取り早い「タスク」を選びました

今回チャレンジしたのは「タスク」。ほかにプロジェクト形式のお仕事にも応募したのですが、次の日に「残念ですが今回の依頼は見送らせていただきます」というメッセージが届きました。

1つ目はブログの記事。あるテーマに沿って、500字以上で記事を書き、タイトルを付けるというもの。WEBブラウザ上にタイトルと記事の記入欄が出てくるので、そこで原稿を書きます。

現在までに入力している文字数が出てくるので、どこまで原稿が進んだのかわかりやすくて便利。「タスクを開始する」ボタンを押すと、タイマーが進んでいまどのくらい時間をかけているのかもわかります。

作業履歴を見ると、開始日時と完了日時がわかります。今回は30文字のタイトルと、500字ちょっとの原稿で13分かかりました。結構速いほうだと思います。

ちなみに作業単価は……16円!システム利用料控除後の報酬は13円です。1文字あたり単価は約0.03円!時給換算で73円……。ちょっと涙が出そうな数字ですね。

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文字単価0.5円のタスクをセレクトしました

気を取り直してもう一つのタスクに取りかかります。こちらは2000字で1000円、1文字あたり単価は0.5円。あるテーマでブログ記事を書いてほしいという内容で、概要からリード文の書き方、本文の構成まで指示が丁寧です。

本文だけではなくてタイトルと見出し、それに写真を5枚ほど選ぶという作業も含まれています。写真は指示されたストックフォトのサイトから無料でテーマに合うものを選んでダウンロードして納品します。

ちなみにストックフォトとは、いろいろな写真がダウンロードできるサービスで、有料と無料があります。よくテレビ番組でも参考画像として使われているので、アマナイメージズとかアフロとかいうクレジットを目にしたことがある人も多いでしょう。

話を元に戻します。タスクに取りかかって動き出したタイマーは、60分で一度期限切れになります。複数人がタスクに取りかからないような仕組みで、かつひとりが途中でタスクに取り掛かったまま未完了で放置されないためだと思われます。期限切れになってもすぐ「タスクを開始する」ボタンで再開できます。60分で終わらなかったらおしまい、ということではありません。

こちらのタスクは、仕上げの段階で期限切れになってしまったので、もう一度「タスクを開始する」ボタンを押しました。2回の作業で合計73分かかりました。

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自分で調査して、その結果をまとめて原稿にするという内容だったため、時間がかかった……という印象です。73分かかったので、時給にすると約900円といったところでしょうか。

時給換算で約900円。ただしメリットは大きい!

東京都の最低時給、1023円は下回っていますね。

ただ、普通のパートやアルバイトと違って

  • 面接に行かなくてもよい
  • 通勤不要
  • 好きな時間に仕事ができる

ということを考えると、全然アリ!ではないでしょうか。今回は短時間で結果が出る「タスク」でしたが、仕事の種類を絞らず、長期間継続を前提にしてじっくり選ぶなら、効率はどんどん上がると思います!

ただ計算に入れておきたいのは、「どの仕事にしようかな……」と選んでいる時間が結構かかるということ。「週に2〜3本、3000字の記事を納品してください」といった依頼も多かったので、じっくり取り組むならそういった依頼をまとめて受託する、というやり方が現実的かもしれません。

最後に、確定した報酬は以下のような画面で確認できます。自分の銀行口座への振込は手数料が500円かかります。楽天銀行なら手数料が100円になるので、この機会に楽天銀行に口座を作っておいてもいいかもしれません。

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出金方式は、月単位で出金/5万円以上で出金/キャリーオーバーが選べるので、振込手数料を節約したいならキャリーオーバーを選んでおくとよいでしょう。ただし!

※ 報酬支払い確定から180日を経過すると、出金申請期限切れとなり出金できなくなります。

とのことですので、ここは注意が必要です。

まとめ

WEBや雑誌、書籍のライターとして、今回始めてクラウドソーシングを体験してみましたが、登録にそれなりの時間はかかったものの、実際に仕事に取りかかるまでの時間は思ったより短く、かつスキマ時間でできる仕事としてはこれ以上ないほど効率的だと感じました。伊達にテレビCM流しているわけじゃない。 とくに「昔原稿を書く仕事をしたことがある。今は、大きな仕事は事情があって無理だけど、スキマ時間で何かしたい」と考えている人にはピッタリです。

確かに安い案件もありますが、自分で選べるというのがポイント。誰かにやらされるわけではないので、そこは自分でコントロール可能ですよね。